最近、雑誌やネットで骨格診断が話題ですよね。
- 骨格診断って何?
- どんな骨格タイプがあるの?
本日は、「骨格診断の基礎知識」について解説します。
自分の骨格に似合う服を選ぶためには、まず骨格タイプの特徴を知ることが重要です。
本記事でそれを知ってもらえれば、服選びに活かすことができます。

twitter(@sachiel_chan)
骨格診断とは?

骨格診断とは、顔から下の「骨・脂肪・筋肉・質感」をプロのアナリストが触診し、どの骨格タイプなのかを診断する手法です。
骨格は「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプあります。
それぞれの特徴は、後程説明します。
骨格タイプを知るメリット
こんな経験ありませんか?
- 買った服がなぜか着痩せして見える
- 逆に、買った服が太って見える
同じような体重の人でも、その人の骨格によって、スタイルが良く、逆に悪く見える服があります。
骨格タイプを知るメリットは、「自分のスタイルを良く見せる服を選べるようになること」です。
着痩せ効果や脚長効果が得られます。
骨格診断は、スタイルアップに最も効果的なイメージコンサルティングの手法だと思っています。
骨格の3タイプの特徴
骨格タイプの「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の特徴を説明します。
始めに各タイプの最大の特徴を説明し、その後に細かな体の部位の違いを比較します。
最大の特徴

ストレート
「ストレート」の特徴は、重心が上の方にあることです。
体が立体的で筋肉が付きやすく、上半身に厚みがあり、ウエストの位置も高めです。
グラビアイドルに多いタイプで、ふんわりと柔らかそうな愛されボディです。
ウェーブ
「ウェーブ」の特徴は、重心が下の方にあることです。
体の厚みが薄く、ウエストの位置が低めです。
人は上半身で相手の印象を決めるため、そこが細いウェーブタイプは、華奢で痩せて見えます。
ナチュラル
「ナチュラル」の特徴は、体に骨感を感じ、しっかりしているです。
腰の位置は高く、体にフレーム感があります。
パリコレモデルに多く、「かっこいい」イメージです。
体の部位の違い
体の部位の違いをまとめました。
順番に見ていきましょう。
鎖骨
まず、鎖骨の違いになります。

鎖骨 | |
ストレート | 目立たない |
ウェーブ | 細く、目立つ |
ナチュラル | 太く、目立つ |
胸板
次に、胸板の違いです。

胸板 | |
ストレート | 厚い |
ウェーブ | 薄い |
ナチュラル | 厚みより、骨が目立つ |
正面から見た部位
正面から見た部位の違いになります。
骨格タイプによって、各部位の高さや幅が異なります。

アンダーバスト~ウエスト位置までの長さ | |
ストレート | 短い |
ウェーブ | 長い |
ナチュラル | 中間 |
正面から見たヒップ幅 | |
ストレート | 狭い |
ウェーブ | 広い |
ナチュラル | 中間 |
横から見た部位
最後に、横から見た部位の違いです。
こちらも、各部位の高さや厚みに違いがあります。

バストトップの位置 | |
ストレート | 高い |
ウェーブ | やや低い |
ナチュラル | 中間 |
横から見た厚み(※詳細を後述) | |
ストレート | やや厚い |
ウェーブ | 薄い |
ナチュラル | 中間 |
ウエストの位置 | |
ストレート | 高い |
ウェーブ | 低い |
ナチュラル | 高い |
ヒップトップの位置 | |
ストレート | 丸みがあって高い |
ウェーブ | 低い |
ナチュラル | 平たくて高い |
このように、骨格タイプで、部位の厚みや幅、高さが異なってきます。
特徴をまとめると、こんな感じです。
- ストレート:
上半身が厚く、部位の位置が高い - ウェーブ:
上半身が薄く、部位の位置が低い - ナチュラル:
上半身に骨感があり、部位の位置は中間
体の厚みの違い
先ほど、体の部位の違いの中で、骨格タイプ別の横から見た厚みを見ました(表の※箇所)。
この部分をもう少し詳しく説明します。
肋骨の下付近を輪切りにして、断面で見ると、各骨格タイプはこのようになっています。

- ストレート:
横幅が細いが、厚みがある - ウェーブ:
横幅があるが、厚みが薄い - ナチュラル:
横幅も厚みも、中間くらい
骨格タイプによって、横幅と厚みの比率が違うってことですね。体の厚みには、このような違いがあります。
この比率は、太っても痩せても変わりません。
これは、骨格タイプというものは、太っても痩せても変わらないことを意味します。
このように、同じ人間でもこんなに違いがあります。
生まれ持った骨や脂肪、筋肉の発達は人それぞれ異なります。
これだけの違いがあれば、もちろん似合ってくる服も違ってくるわけですね。
骨格診断は、似合う服を見つけるツールの一つとして昨今人気が高まっています。
誰だって、太って見えるのは嫌ですよね?
自分の骨格タイプを知って、ファッションを楽しもう!
骨格タイプを知った後、どうやって活用していけばいいか、これからブログで紹介していきますね。